カースタレンタカーでトラック・軽トラ・バンを借りて荷物を運ぶ！

佳恋

こちらでは、カースタレンタカーをご紹介します。

室伏

カースタ？ 聞いたことないな……。

佳恋

2018年3月までは、イツモレンタカーから名前が変わったのがカースタレンタカーなんですよ。

カースタレンタカーが誕生したのは、2018年4月。

でも、できたばかりのレンタカーではなく、同年3月まではイツモレンタカーという名前で営業していました

会社名を変更し、当日予約、会員特典など新しいサービスなどを加えてリブランディングしたのが、カースタレンタカーです。

イツモレンタカーの会員だった方は、簡単な手続きで、カースタレンタカーの会員に変更することができますよ。

レンタルすることができるトラックのラインナップやサービス内容などを、あまさず紹介しましょう。

新しくカースタレンタカーの会員になる方にも、イツモレンタカーの会員だった方にも役に立つ情報満載です。

カースタレンタカーのレンタル料金と、レンタルできるトラック

まずは、カースタレンタカーでレンタルできるトラックと、レンタル料金をまとめましょう。

カースタレンタカーで取り扱っている貨物車両は、トラックとバン。軽トラ（軽トラック）からパネルバンまで、サイズクラスは4種類となっています。

車両クラスは比較的シンプルですが、料金区分が少し複雑です。

通常料金と会員料金があるのですが、さらに、会員料金にも4つのクラスがあるのです。つまり、車両クラスごとに5種類の料金が設定されているわけですね。

1クラスごとに見ていきましょう。

会員のクラスについては、のちほどあらためて解説します。

軽トラック・小型バン

どちらも軽自動車サイズなので、貨物車両といっても運転は難しくなく、駐車スペースもあまり考えなくてもよいというメリットがあります。

荷台（荷室）の床面積は、軽トラックと小型バンとでは、それほど大きなサイズの差はありません。

ただ、軽トラックは荷台に壁や屋根がない分、サイズの大きなものを積み込むことができます。

軽トラックと小型バンの基本情報

軽トラックと小型バンの基本料金

カースタレンタカーの料金表は以下のとおりです。

「一般」から「プラチナ」はカースタレンタカーの会員価格です。

トラック（～2t未満）・ワゴン

カースタレンタカーでレンタルできる2t未満のトラックは、1tトラック、1.5tトラックなどがあります。

軽トラックよりは大きいですが、全体的にコンパクト。扱いやすく、荷物の積み下ろしにも楽なサイズです。

このクラスはワゴンも含まれていますが、ワゴンはバンのようにシートを移動させてスペースを作るようにはできていないため、荷室を運ぶ機能は低いです。

そのため、基本情報はトラックの数字だけを載せました。

トラック（2t未満）の基本情報

トラック（2t未満）の基本料金

「一般」から「プラチナ」が会員価格です。

トラック（2t以上）・バン

1.5tトラックまでは軽自動車の感覚で運転することができますが、2tトラックになると運転が少しデリケートになってきます。

全体にサイズが大きくなるため、走行中に車体をこすったり、道幅からはみ出してしまったりといったミスが起きやすくなります。

また、車高が高くなるので、強風やスピードの出し過ぎで横転しやすくなります。

軽自動車やセダンが風で横転することはまずありませんから、ここは2tトラックが乗用車とかなり違うポイントですね。

また、このクラスのバンは、車体の全長はちょうどセダンくらい、最大積載量は1,250kgです。

最初のクラスのバンと比べるとかなり大型ですよね。

トラック（2t以上）・バンの基本情報

トラック（2t以上）・バンの基本料金

「一般」から「プラチナ」が会員価格です。

パネルバン

パネルバンは、荷物スペースがアルミ製のコンテナになっているタイプのトラックです。

アルミバンのメリットは、荷物を保護する機能に優れていること。

平ボディトラックも荷台にシートをかけることはできますが、隙間から雨やほこりが入り込むリスクがあります。

パネルバンは密閉型のコンテナに荷物を収納できるので、汚れや水濡れの心配はほとんどありません。

カースタレンタカーでは、このクラスのトラックについては、サイズや取扱い車両などの情報を載せていません。

レンタルしたい場合は、カースタレンタカーの利用店舗に直接問い合わせてください。

パネルバンの基本料金

車種、トランスミッションを指定してレンタルできる？

カースタレンタカーの予約手続きの際に、利用店舗が保有する車両を確認することができます。

具体的な車名と、オートマ（AT）車、マニュアル（MT）車といった情報が載っていますので、ラインナップの中から条件に合った車両を指定して予約することができます。

カースタレンタカーとニッポンレンタカー、日産レンタカーの料金比較表

＊1 2018年12月時点の料金比較表です。車種に該当するクラスの料金を記載しています。＊2 ニッポンレンタカー12時間あたりの安心コース一般料金（税込）です。＊3 日産レンタカー12時間あたりの一般料金（税込）です。＊4 カースタレンタカー12時間あたりの料金（税込）です。

長時間借りたい、新しいクルマを借りたい

長時間レンタルする場合

前トピックの料金表は24時間までの金額しか載せていませんでしたが、カースタレンタカーでは、24時間以上のレンタル、さらに月単位でレンタルすることも可能です。

24時間以上レンタルする際の料金

24時間以降は、12時間ごとにレンタル料金が加算されます。

例えば、軽トラックを通常価格で24時間以上レンタルしたとします。その場合のレンタル料金は、

• 25時間～36時間……基本料金5,000円+12時間2,500円=7,500円
• 37時間～48時間……基本料金5,000円+12時間2,500円+12時間2,500円=10,000円

以上のようになります。

月単位でレンタルする際の料金

カースタレンタカーは、車両を月単位でレンタルできる、マンスリーパックが用意されています。

カースタレンタカーのマンスリーパックの場合は、会員でも非会員でも、料金は変わりません。

くわしいことは、カースタレンタカーの利用店舗に直接問い合わせてください。

カースタレンタカーで新しいクルマを借りる……プレミアム料金について

カースタレンタカーを利用したとき、できれば傷や汚れの目立つ車両は避けたい、という方もありますよね。

カースタレンタカーでは、仕入れてから5年以内の車両を指定してレンタルできるサービスを実施しています。

その場合、レンタル基本料金は通常よりもやや高額の、プレミアム料金が適応されます。

料金区分は通常と同じで、カースタレンタカーのプレミアム料金は、レンタル時間と会員クラスで計算されます。マンスリーパックも選択することができます。

車両クラスやレンタル時間で変わりますが、通常よりも1,000円～10,000円くらい高くなると考えてください。

くわしい料金表は、カースタレンタカーのホームページで見ることができます。

カースタレンタカーの保険・補償サービス

カースタレンタカーの補償サービスは、以下の3種類があります。

カースタレンタカーの基本補償

自動車事故で、人が死傷したり、物・車両が破損した場合、その賠償を補償する保険です。

基本補償は、レンタル契約に自動付帯されており、車両をレンタルすると自動的に加入になります。保険料はレンタル基本料金に含まれています。

対人補償

事故で他人を死傷させた場合に、相手方の治療費や慰謝料などを補償します。

人身補償

カースタレンタカーを運転していた方や、同乗者の方が死傷した場合の、治療費や慰謝料を補償します。

対物補償

相手の車両、塀や家屋、電柱など、事故で他人の物品を壊した場合に、賠償額を補償します。

その場合、運転者は免責額として5万円を支払う必要があります。

賠償が5万円以下だった場合は、賠償は免責額で清算され、免責額を超えた分は保険会社が負担します。

車両補償

レンタルした車両が壊れたり、傷ついたりした場合の賠償を補償します。

対物補償と同様に、免責額を支払う必要があります。

「物」の賠償には免責額の支払いが発生する、と覚えておくとよいでしょう。

カースタレンタカーの免責額補償制度

前のトピックで解説した、免責額の支払いを補償する制度です。

こちらは任意加入になっているので、補償を受けるためには、加入手続きをして加入料を支払う必要があります。

カースタレンタカーの予約、または当日の貸渡し手続きのときに申し込んで加入料を支払ってください。加入料は、

• 1,080円……（24時間）

となっています。車両クラスや会員・非会員による料金の違いはありません。

ただし、このサービスは大型トラックはサービス対象外となっています。

2t以上のトラックをレンタルする場合は、確認したほうがいいでしょう。

あんしん補償プラン

ノンオペレーションチャージの支払いを補償するサービスで、加入しておくと、事故が起きた場合でもノンオペレーションチャージの支払いが免除されます。

加入料は、

• 1,680円……（24時間、免責補償制度と合わせた金額）

となっています。

あんしん補償プランは、上記の免責額補償制度と一緒の加入が必須です。

そのため、上の1,680円は、「免責額補償制度」と「あんしん補償プラン」、両方合わせた加入料であることに注意してください。

カースタレンタカーの乗り捨て（ワンウェイ）、装備品、その他のオプションサービス

カースタレンタカーでは、以下のようなオプションサービスを利用することができます。

• チャイルドシート、カーナビなどの装備品
• ロープ、キャリアなど運送用品
• タイヤなど足回り関係の装備
• ペット同乗
• 車両預かり

乗り捨て（ワンウェイ）サービス

カースタレンタカーでは、乗り捨てサービスは行っていません。

借りた店舗に直接返却するようにしましょう。

チャイルドシート

• ベビーシート
• チャイルドシート
• ジュニアシート

3つのサイズのチャイルドシートが用意されています。

1回のレンタルで1,080円が上限となります。

個数は2個まで、レンタル期間は2日まで、ということですね。

カーナビ、ETCなどの装備品

カーナビ、ETCなどの装備品は、基本的に無料で利用することができます。

ECTについては、一部、装備されていない車両もあります。店舗に確認してください。

運送用品

ロープ、台車など、荷物を運搬するためのアイテムを借りることができます。

すべて、事前の予約が必要なので、注意しましょう。

台車は、店舗によって大きさが異なります。事前に確認してください。

タイヤ、チェーン

どちらも、事前の予約が必要です。

ペット同乗

ペット同乗可能な車種であれば、ペットも乗せることができます。

ペット同乗ができるかどうかは、各店舗の詳細情報を確認してください。「ペット可車両」と、インフォメーションがあります。料金は以下のとおり。

• 540円……（どの車輌でも、1回利用につき）

ペット同乗サービスの利用規約

• ペットは必ずケージに入れて同乗させてください。
• 70×90×75cm以下のケージに入る、体重10kg程度までの犬と猫が対象です。
• ケージは各自で用意してください。
• 同乗スペースは、車両のラゲッジスペース、または後部の床となっています。車内でのペットを開放することはできません。
• 「ペット同乗のルール（同意書）」への同意が必要です。同意書はホームページからダウンロードできるほか、店舗にも用意されています。
• 上の規約は、補助（介護）犬との同乗の場合は、必ずしも必須ではありません。店舗に確認してください。
• 利用後に、汚れやにおいが残った場合は、ノンオペレーションチャージとして20,000円の支払いが発生します。

車両預かり

利用当日、カースタレンタカーの店舗へ乗り物で行った方は、レンタル中、店舗に預けることができます。

バイクや自転車まで預かってもらえるのは、珍しいですね。

どの場合も、利用には事前の予約が必要になります。

カースタレンタカーの割引サービス

割引サービスは主に3つあります。

• 会員割引
• 割引クーポン
• JALマイルが貯まる

会員割引・クーポン

カースタレンタカーに会員登録すると、お得な会員価格でレンタルすることができます。

登録はホームページから行うことができます。年会費などは無料です。

会員のランクアップ、ランクダウン

前トピックのレンタル料金表にあったように、会員には「シルバー」、「プラチナ」など、4つのランクがあり、ランクに応じて割引サービスが

利用回数に応じて、ランクアップします。

ランクアップすると割引率が高くなるほか、割引クーポンの金額も高くなります。

カースタレンタカーを利用すればするほど、お得に利用できる、というわけですね。

逆に、2年間カースタレンタカーの利用がなかった場合や、事故でノンオペレーションチャージが発生した場合は、一般会員までランクダウンします。

JALマイルがたまる

JALマイレージ取扱対象店舗でだけ利用できるサービスですが、レンタカー利用料金100円ごとに、1マイルがたまります。

レンタル基本料金だけでなく、免責補償加入料、備品レンタルなど、レンタカー利用で発生する料金すべてが対象です。

1. レンタカーを利用する際に、「マイル積算」したいと伝えます。
2. レンタカーを返却するときに、店頭であらためて「マイル積算｣の旨を伝え、JMBカードまたはJALカードを提示します。

JALマイレージ取扱対象店舗は全国で100店舗近くあります。

くわしくはホームページで確認してください。

カースタレンタカーでトラックをレンタルしよう

予約

以上の3つの方法があります。

予約が完了すると、「予約番号」が発行されます。これは、レンタル当日に必要ですので、保管してください。

• WEB予約……予約完了メールに記載
• 電話予約……電話で直接伝えます
• 店頭予約……「受付票」に記載

予約受付期間

予約は、利用予定日の2ヵ月前から、出発の2時間前まで受け付けています。

出発2時間以内の場合は、利用店舗に直接問い合わせてください。

利用当日

当日の手続きはこのようになります。

1. 予約内容・必要書類の確認
2. 貸渡証の作成・発行
3. 保険・補償内容、事故時の対応に関する説明
4. 料金の支払い
5. 車両の確認

当日は、運転免許証、クレジットカードまたは本人確認書類が必要です。

運転免許証

運転する方が複数いる場合は、全員の免許証を提示してください。

仮免許、国際免許証の方は、利用することができません。

免許を取得して間もない方は、免許証取得後3年以上の方の同乗が、条件になることがあります。

料金の支払い方法

クレジットカードまたは現金払いを利用することができます。

クレジットカードは店頭で提示するだけで利用できますが、現金払いの場合は、本人確認書類の提出も必要になります。

• 公共料金（電気・ガス・水道）の領収書
• 国税・地方税の領収書
• 年金手帳
• パスポート
• 外国人登録証
• 社員証・学生証（顔写真付のもの）
• 健康保険証（現住所記載のもの）
• マイナンバーカード（顔写真付のもの）

本人確認にはこれらの書類が使えます。領収書や証明書は、発行から2ヵ月以内のものを使用してください。

なお、2ヵ月以内に同じ店舗を利用したことのある方は、書類の提出は不要です。

返却

返却する際は、ガソリンを満タンに給油します。

ガソリンスタンドを併設している店舗では、店舗に戻ったあとで給油してもOKです。

店舗によっては、特別価格で給油することもできます。利用店舗に確認してください。

返却時間に間に合わない場合や、返却時間を変更したい場合は、早めに利用店舗へ連絡しましょう。

その際、営業時間外だと対応してもらえませんので、連絡は閉店前に。

営業時間は8:00～20:00という店舗が多いですが、店舗によってはこれより早いことも遅いこともあります。

事前に、利用店舗の営業時間を確認しておきましょう。

予約の変更・キャンセルは……？

出発時刻の2時間前までは、WEB手続き、電話などで手続きができます。

それよりあとは、WEB手続きはできません。利用店舗に直接連絡をしてください。

当日、無断キャンセルや、連絡をせずに出発時刻を過ぎた場合は、キャンセル扱いになり、レンタル基本料と同額のキャンセル料が発生します。

カースタレンタカーの口コミを見る

レンタカーの評価でよくあることですが、カースタレンタカーも、ネット上の評判は、店舗によってずいぶん異なります。

良い口コミ

• スタッフの方の対応が親切だった。
• 仕事がていねい！　ボディの傷チェックもきちんとしてくれるので、納得できない請求などのトラブルは今までありません。
• 貸出し手続きがスムーズで、すぐに出発できました。ストレスフリーです。
• 少し古いクルマでしたが、清掃やメンテナンスが行き届いていると感じました。安心です。

悪い口コミ

• つけてない傷をチェックされて、2万円くらい支払いました。納得いかないです。
• 燃料代の割引が、最初の説明と違った。
• キャップのギリギリまで給油しないからと、ダメ出しされました。ガソリンって、そこまで入れるもの？
• せっかく禁煙車を予約したのに、車内にタバコのにおいが。聞けば必ずしも喫煙禁止ではないよらしく、何のための禁煙車かわかりません。
• 管理がきちんとしていない気がする。車内が全体に汚く、後部床には落し物らしいものもありました。

口コミの中で気になったのは、燃料割引や禁煙車など、説明と実際のサービスとの間に違いがある、という口コミが少し見られたこと。

最初に対応してくれたスタッフの氏名をメモしておいて、「○○さんからはこのように説明を受けました」と、納得いかない部分は確認するとよいかもしれません。

佳恋

カースタレンタカーは会員ステータスが豊富で、長期的に利用したいレンタカーですね。